PDT1.0の機能総ざらえ(というか操作をかたっぱしから試してみた結果)

PDT便利だから使いなよ!という感じでインストールとなんとなくの使用イメージが載ってる解説ページはたくさん見つけられるものの、詳細に具体的に何ができるのか、ということが載っているページは見つけられない。


EClipseのヘルプでPDTのヘルプを見ると、これはこれで英語だしなかなか読み解くのは骨が折れそうだ。。


ということで実際にいろいろ操作してみて何ができるかを理解&推理してみようかなと。
はっきり言ってEclipse自体もろくに触ったことないのでほとんど何もわかりません。つっこみ切望&大歓迎です!

まずは上部メニュー項目でなんだろうと思うものから。

上部メニュー項目から

ブックマークの追加

「編集→ブックマークの追加」で任意の行に名前をつけられる(リボンみたいなマークが付く)。
これをどう便利に活用するのかよくわからない。

タスクの追加

「編集→タスクの追加」で任意の行についてタスクを書ける。
コーディングしながらtodoをメモっておいて後でつぶしていく、という感じで活用するのではないかと推測。タスクウィンドウで一覧表示されていて、完了したタスクにチェックを入れたりできる。

ツール・チップ記述の表示

操作しても何も起こらずよくわからない?

単語補完

「Alt +/」で、コード中でそれまでに書いていた単語を補完入力してくれる。標準の関数の入力補完だけでなく、たとえば

<?php
	$a = "test";
	$b = "テスト";
	if ($a  == "t
?>

とtを入力した状態で「Alt +/」と入力すると「test」と補完入力してくれる。
もちろん関数名や構文の一部でもコード中ですでに記述したものなら「Alt +/」で補完できる。

クィック・フィックス

いつ使うのか含めてどういう操作なのか不明(なんだろこれ?)。

コメントの切り替え

「Ctrl + /」でカーソルのある行をコメント化したり、その逆に解除したりできる。
こういうの↓

<?php
//	$a = "test";
?>

これは便利。

ブロック・コメントの追加と削除

選択している範囲について、「Ctrl + Shift + /」でブロック・コメントの追加、「Ctrl + Shift + \」でブロック・コメントの除去ができる。
こういうの↓

<?php
/*	$a = "test";
	$b = "テスト";*/
?>

これも便利。

文書のフォーマット

「Ctrl + Shift + F」。たぶんほんとはソースコードをキレイに整形してくれる機能なんだろうけど現状はあんまりあてにならない。

アクティブ要素のフォーマット

「Ctrl + I」。現在の行をフォーマット。文書のフォーマットより多少まともかな?

ジャンプ→対応する大括弧

「Ctrl + Shift + P」でif文などの開始括弧({)と終了括弧(})を行き来できる。

クィック・アクセス

「Ctrl + 3」を押すとクィック・アクセスウィンドウが表示されて、アクセスしたい画面(設定画面とか)の名前の頭文字を入力するとマッチした結果がインクリメンタルに表示される。結構便利そう。

キー・アシスト

「Ctrl + Shift + L」を押すとショートカットキーの一覧ウィンドウが出てくる。もう一回「Ctrl + Shift + L」を押すとショートカットキーの設定画面が開く。これも便利。


(2008/05/14追記)↓
現状はあんまりあてにならないソースフォーマット機能の代わりに↓
EclipseのPDT使いながらショートカット一発でphpCodeBeautifierでソース整形。 - Kemworld::Diary

Eclipse3.3でPDT1.0とXdebugを使ってPHP開発環境を整える。

PHPの開発環境をなんとかしたい、とずっと思ってたけどなかなか手が進んでなかった。
でも、


テキストエディタからPHPEclipseへ移行した決め手 - EC studio 技術ブログ


を読んでやっぱりなんとかしたいなあと思う。


ここの記事ではPHPEclipseをすすめていたけど、PDTの評判もよかったのでえいやでインストールしてみたところ、結論としてはこちらの記事で決め手となっていた機能はPDTにも備わっていることがわかった。なので今からがんばるならPDTがオススメっということになるのでは。


最近eclipse3.3がリリースされたということで、現状自分のPCにインストールしてあるeclipse3.2をアップグレードするにはどうするんだろ?と思って調べたり、試したりしたけどうまくいかなった。
ので結局以下のページを参考にイチからPDTのオールインワンパッケージをインストール。

PDT+ZendDebuggerで環境構築する解説など


デバッグにはZendDebuggerかXdebugが必要とのことで、ZendDebuggerのほうがたくさん解説記事が見つかったので、まずはこちらのセッティングを試してみたところ、問題なく稼動した。


でも、以下のページによるとcakephpではmod_rewriteの関係でZendDebuggerだとデバッグがうまくいかないとの情報が載っていた。

PDT+ZendDebuggerだとcakephpではデバッグうまくいかない?


そこで、タイミング良く本日PDT+Xdebugでの環境構築の詳細解説記事をブログに書いた人を発見!これを参考にしつつセッティングしてみました。

PDT+Xdebugで環境構築する解説


ちなみにこの記事の「 PDTにXdeugをサポートさせるプラグインのインストール」というとこはやらなくても大丈夫だった。
(10/26追記)
というかむしろやるとおかしくなっちゃうからやっちゃだめ!


べつにcakephpじゃなきゃZendDebuggerでもいいじゃんとか思ってたが、以下のようなXdebugに関するいろんな記事を眺めているとXdebugのほうがかなり高機能な雰囲気だ(プロファイリングとか)。

問題発生!

なんとか、Xdebugのほうも稼動してよしよしと思っていたけど、ひとつ問題が。


デバッグ時の変数ウィンドウで日本語の変数が文字化けする。」


なんで?と思って調べたら、
「ウィンドウ→設定→PHPデバッグ→Debug Output Encoding」の項目で自分の使いたい文字コードを設定しても(ボクの場合はEUC-JP)、もう一回設定画面開くと設定値がリセットされてutf-8にもどってしまう!!(utf-8でやれば問題ないんだろうけど)。


この点、ZendDebuggerではこのなぞの設定値リセット現象は起こらなかったので、日本語の変数も問題なくデバッグ時に正常表示できていた。


なんかバグのにおいがするけどもしかしたら以下のEclipse日本語化プラグインPleiadesを入れていることでの悪影響の可能性もあるのかな(リセットされちゃうとこはまだ翻訳未対応部分だし)。


(10/26追記)
Pleiadesは関係なく、PDTのバグっぽいです。
↓こちらの方がバグレポートをあげてくれているようです、直るといいなあ〜。
Dead Zone [eclipse pdt] XdebugはISO-8859-1以外サポートせず
Dead Zone [eclipse pdt] xdebugその後

Eclipseを言語パックに頼らないで日本語化するプラグイン


なんかバグのにおいがする。
バグかな、という報告とかをしてみたいがどこにしていいかもわからなければ英語もわからん。。
誰か同様の問題に遭遇した方で詳しい人、しかるべきとこに報告していただけませんかぁ。


いかんせん、新しすぎてまだ情報が少なすぎるので少し待ってみたら誰か解決記事を書いてくれたりするかなぁ、と期待。。


ちなみに、以下のページもPDTを触るうえでためになることがたくさん書いてあります。

PDTに関するQ&A?


あと、以下のページなんかを読むと、とくにWEB系のPHP開発者的には一緒に入れたら便利そうだなあというプラグインがなんとなくわかります(aptanajavascript、html、cssとか触るのには便利そうかな、あとsubversionを扱うプラグインとかも欲しいですよね)。

PDT以外に一緒にインストールしておくと便利そうなプラグインも一緒に紹介してくれているページ


aptanaは(というかeclipse全般的に)試してないのでわかんないけど、ビューのテンプレートの編集とかhtmlが絡む部分はeclipseだと我慢ならんのでDreamweaverでやる、という人も結構いるみたい。


cakephpではビューのファイルはthtmlという拡張子だけど、これをDreamweaverできちんとhtml部分はhtmlとして認識させ、phpの部分はphpと認識させて編集できる方法を開発した人を発見!


これは便利そう♪


(追記20080515)
ちなみにこんなのも作ってみました↓
PublishX 〜htmlファイルの一部分を任意のパス・任意の拡張子で書き出すDreamweaver Extension〜 - Kemworld::Diary


さて、そんなこんなでこれからもう少し触ってPDTにどんな便利な機能があるのか調べてみようかなと
(追記2008/05/14)↓
PDT1.0の機能総ざらえ(というか操作をかたっぱしから試してみた結果) - Kemworld::Diary