言葉を紡ぐということ

最近、いまさらながら「銀河鉄道999」を読んでいる。


ためになる漫画っていくつかあるけど、999は子供のころに読んだらかなり人生勉強になったんではなかろうかと思った。


漫画だけど、文学に近いのかな、話の中に出てくる言葉のひとつひとつに力がある。


そしてその言葉を読むことで、かみしめることで、自分の中に何かが生まれたり、変化したりする。そんな力を持っている漫画なのだ。


そして、作者の松本零士さんはきっと、この漫画の読み手であるボクたちに、この漫画を読むことでなんらか生きることに対しての意義を感じ・前向きに生きてくれるよう願って書いてくれたように思うのだ。


銀河鉄道999はボクがまだ生まれる前に書かれた漫画だけど、漫画が描かれてから30年後の今、ボクの手に届いてそこから何か力をもらうことができた。


最近はまっきーこと槇原敬之さんと盗作騒動で裁判になったりとか、いろいろあるみたいだけど、作品を読めば松本零士さんという人は誠実で真摯なすばらしい人なのではないかと、ボクは思うのだ。