Trac月とXAMPPとXSASを同時に使う。

Trac月を使ってみたいと思ったものの、すでにXAMPPを使っているので、XAMPPを起動しているとapacheがバッティングしてうまく起動できないとのこと↓

layer13 » アーカイブ » いろいろ詰め込もうとすると難しい・・・Subversion,Apache,Trac …

結論から言うとこれは

「単にportがバッティングしてるだけだから、Trac月のportを変更すれば同時に使える」

ということになります。

手順

Trac月のapacheのhttpd.confをエディタで開く。
（パスはたとえば↓みたいな感じ）

C:\TracLight\apache2\conf\httpd.conf

でたとえばエディタの検索機能で「port」とかで検索すると

#
# Listen: Allows you to bind Apache to specific IP addresses and/or
# ports, instead of the default. See also the <VirtualHost>
# directive.
#
# Change this to Listen on specific IP addresses as shown below to
# prevent Apache from glomming onto all bound IP addresses (0.0.0.0)
#
#Listen 12.34.56.78:80
Listen 80

てのが見つかるのでこの一番最後の80を他のに変更する。
（たとえば↓）

#Listen 12.34.56.78:80
Listen 81

あと、もしかしたら必要ないのかもしれんけど念のため、
さらにエディタの検索機能で「port」で検索を続けると、

# ServerName gives the name and port that the server uses to identify itself.
# This can often be determined automatically, but we recommend you specify
# it explicitly to prevent problems during startup.
#
# If this is not set to valid DNS name for your host, server-generated
# redirections will not work.  See also the UseCanonicalName directive.
#
# If your host doesn't have a registered DNS name, enter its IP address here.
# You will have to access it by its address anyway, and this will make
# redirections work in a sensible way.
#
ServerName localhost:80

みたいなのが見つかるのでここも

ServerName localhost:81

とかに変更して保存する。

こうするだけでXAMPPとTrac月の共存完成♪

ちなみに上記変更を行った後のTrac月へのアクセスは

http://localhost:81/

となります。

あとXAMPPを使う場合はTrac月よりも先にXAMPPを起動しておくといい（先にTrac月起動しちゃうとXAMPPのコントロールパネルでapacheが起動中の表示になっちゃってXAMPPのほうが起動できなくなる）。

これと同じ原理でたとえばXOOPSのテスト環境構築用途で有名なXSASなんかも上記2つとポートを違うものにしておけば共存させることが可能です♪

・・・しかし実際には、
このバッティング問題に直面したボクは

「ならcolinux上のdebianに自分でTracをセットアップすればいいじゃん」

と2週間ほどの苦行を経たうえで上記の結論にたどり着いたのだった。

もしローカル環境で自分ひとりでTracを使ってみるつもりなら、自前でTracを構築するのはかなりしんどいのでオススメしないっす。